2005年11月22日火曜日

刺し人知らず

和歌には詠み人知らずというものがあるが、それになぞらえれば、ステッチの大半は「刺し人知らず」だ。
人が集まり民族を作れば必ずそこに独自の文化が生まれて、民族独特の柄とそれに合わせたステッチが発達する。
ところが、独自のつもりであっても、人間のやることは今も昔もほとんど同じ。
欧風刺しゅうのとあるステッチが、日本刺繍では違う名前で使われているなんてこともよくある話。
自分で新しいステッチを生み出したような気になっても、資料を紐解けば、長い歴史の中で必ず誰かがやっているステッチだったりする。
手芸は、万国共通の生きた文化史でもある。
実は昨日、自分なりに適当に刺していたステッチをよくよく調べてみたら、案外古いステッチだったことがわかってトホホだった。
自分でステッチを編み出したと思うなんて、単なる勉強不足のようです。

最後のポスティング。
今日は比較的低地に配布したのだが、うちのご近所のおうちは立派です。
開発宅地の戸建といいながら、そこそこお庭もあるし、設備が何やらハイカラなものが多い。
アメリカのログハウス風のもの、フランスの片田舎風のものあり、かと思えばモダン和風あり。
そんな戸建が多摩区の1画にきちんと整列しているのは、、まるで鬼怒川ワールドスクウェアのようでちと失笑。
このたびのポスティングは、辛い肉体労働になるかと思いきや、案外ご近所事情を知る楽しい作業でした。
またイベントやるときには懲りずにやるつもりですので、ご近所さん方、よろしくね!

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