2006年8月23日水曜日

銀座にて展示2つ



昨日、終了間際だった小作品は完成。
ちょっと先の展示まで、しばらくお休みしてもらうことに。
額装も考えると、そう時間的余裕があるわけではないけれど・・・。

さて、小作品ができたので、自分の褒美に銀座の展示会2つ。
ということで、まずは銀座の風景をパチリ。
最初に目指すは、画像上の方に見える青いプレハブのような小屋です。

『天上のシェリー/西野 達展』(8月31日まで)

実はココ、エルメス・ビルの屋上。
本来ここには、エルメスのシンボルである花火師の騎馬像があるが、それをそのままに、女の子の部屋を作って入れてしまったという展示。
上がってみるとわかるのだけれど、とにかく高い。
下を見てしまうと、膝の力が抜けて、履いているサンダルが吸い取られていってしまいそうな感じがするくらいに高い。
まずは、エレベータにて最上階へ、さらに非常階段で屋上へ、さらに工事用足場で組まれた細くて揺れる階段を上がり、やっと会場。
女の子の部屋という設定だから、当然、靴を脱いでお邪魔します。
すると、4畳半程度にベッドがデンと構えている洋室があり、そのベッドの上に騎馬像の王子様ならぬ花火師が。
花火師ということだが、両手に持っているのはエルメスのスカーフ。
雑誌などで作品案内を見たときには「はあ~? 何じゃコリャ??」だったけど、実際に見ると、その意外性が面白い。
小さな女性の部屋に、しかもベッドの上に、馬にまたがったまま現れ出でたる胸をはった花火師。
ちょっとエロチックな光景でもあります。
高いところに女の子の小部屋・・・グリム童話のラプンツェルを思い出しました。
高所恐怖症の人は、まず無理ですな。

次に目指すは、銀座松屋での金丸氏の個展。
http://www.kanamaru.cc/

まだ30手前という若さで、すでにデパート展示をいくつもこなしているという画家さんです。
動物のなにげない姿を中心に、静かでとても深い画を描いています。
シンとした静かな空間で、描かれた動物と二人きりで見詰め合っているような気がしてくる画です。
若くしてすでに個人独特の世界感があり、その色合いが優しくて美しい。
彼の画を見ていると、見る側にとって良い作品かどうかは、作家がテーマを選んだところですでに大半決まってしまうような気がします。
単なる風景でも、その風景の中に何を見つけて表現するのか。
ああ、自分にはソレが全くない・・・素晴らしいモノを前にすると、自分の小ささを感じなくちゃならないので嫌になっちゃう。
せめて、もっと目を肥やしていきたいと思いました。
まだ若い作家さんだけに、今後どう変化していくのか楽しみな方です。

本日の展示、いわば「静と動」。
それぞれに興味深いものがありました。

http://www.ne.jp/asahi/hiros/studio/

0 件のコメント:

コメントを投稿