2009年9月4日金曜日

homework

ちと仏像を調べたく、図書館へ。
あれこれ見ているうちに、昔「仏様には水かきがある」と聞いたことを思い出した。
われわれ悩める衆生を指の間からももらすことなく救うための水かきで、調べてみると曼網相(まんもうそう)というらしい。
仏像の写真集を見て・・・あ! 本当だ。
細部の彫り込みがやっかいであったり、指1本がポキンと折れることがないように、仏師が補強の意味でわざと残したものだと思っていた。
あれこれ文献を読んでみると、仏様の世界はかなり合理的な組織のようだ。
企業に例えれば(バチがあたりませんように!)、
創業目的は衆生救済で、顧客の現状、要望、タイプに合わせて事業内容を分類。
その組織構成は、上位役職を上においたピラミッド型ではなく、顧客を中心に据えた惑星型であるらしい。
だから、リテール部門の仏様は顧客に近い惑星の中心近くで活躍し、管理部門で進行状況をチェックする仏様は惑星の外側でモレがあれば拾ってくれる。
なるほど、曼網相が必要なわけだ。
宗派それぞれ、どれが上ということもなく横繋がりのようだから、対等合併によるホールディングスみたいなものだろうか。
「万全の体制で、皆様の快適ライフをお守りします。私たちにお任せください」
なんてキャッチも浮かんできたりして(^^;
(お願い! ホントにホントに、バチがあたりませんようにーーっ!!)

いやいや、そんなこと調べに来たんじゃなくて、美しい仏様を調べたかったわけ。
ところが、仏様たちはやはり人間離れしていて、胴長(=短足)だったり、片腕が異様に長かったり、むくんだ足元だったりで、どこかが気になってしまう。
それら全体構成のバランスにも指先一つのポーズにも、何か意味があるようで、とにかく気になって見つめてしまう。
これも一種の「美しさ」なんだと思う。
そういうポージングを選んだ何世紀も前の仏師の技にまんまと引っかかっているわけだが、実に快感(^o^)~

帰宅したら、宿題が届いていた。
仏像の世界から、庶民の被服の世界へ。

私は購入しなかったのだが、先日一時閉店したワイン・バーgar.netが中心になって作った「飯田橋自然派ワインの会」のTシャツ。
大胆なシミができてしまったのを何とかしようというものだが、さて、どうなるものやら。
ニット地への加工はいろいろと面倒があるのだが、その障害物を超えるのも面白そうだぞ。

街で見かけた向日葵。

子供のころ、夏休みに育てた向日葵は茎もずんぐりと太く、子供の顔サイズの巨大花を重たそうにして咲かせるものだった。
普通の花は太陽に向いて咲いているのに、向日葵は鎌首もたげるようにして人に向かって咲いてくれるところが好き。
もう一つの太陽が身近に語りかけているような感じだから。
この向日葵は、華奢なタイプのものらしいが、夏の名残にもう少し頑張って人に語りかけてほしいんだけどな。

hiroko Inagaki art work
http://www.ne.jp/asahi/hiros/studio/

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