2009年10月15日木曜日

Long time no see.

本日、レッスンの日。
偶然にも生徒さん同士が同系列の手法にかかるという展開に。
自分の発想でステッチを広げていくという伸びやかさで作る方と、
延長線上の手法でありながら、その工程を、仲間に息をつめて見守らせるほどの緻密な作業を積み重ねる方が、
同じテーブルを囲む格好となりました。
私の考える刺しゅうのステッチの原型はたった2種ですが、それを応用、展開した先のステッチは2,000を超えるといわれています。
その原型の1種が長い経験を経て別の表情へと昇華していく様を見て、感慨深いものがありました。
ここんとこ語らせると、オイラかーーーなり長いぜ!
だから端折るけど、基礎から応用の番外編にたどり着くために何がなされたかというと、詰まるところは時間の積み重ね。
作った作品そのものが、そのまま過ごした時間なのです。
自分の過去の時空を語ることができるのが、刺しゅうのスゴイとこなのさ。
しかも、その先はもっと生地に近い世界があり、さらには糸そのものに近づく造形の世界があり・・・。
小さな一針であっても積み重ねていけば、果てしない世界を作り上げることができるのですよ。

しかし、オイラの現状は感慨にふけっている場合ではなく、かなり厳しい状況で・・・。
徹夜しても終わらないんだよねえ(T^T)
それで、ご無沙汰日記っつーわけで・・・。

レッスン後、手っ取り早く隣駅に材料を仕入れに。
時間がなくて、大型手芸店まで足運んで選んでる場合ではなくなってしまったのだよねえ。
2年前にも同じ店で購入したのだが、今回は店主脇に彼の奥さんがいて私の言ったことを逐一大声で店主に伝える。
店主、おそらく耳が遠くなったかボケ症状でも出始めたのか・・・。
材料を手にしながら、扱いについてひとしきり雑談したところ、
「同じ材料で作品を作って展示された作家さんが●●にいる」
との内容を語りだした。
店主よ、それオイラだよ。
2年前にココで材料購入して扱い方相談させてもらったじゃん。
顔は忘れても、私のことはしっかり覚えていてくれたんだね。
材料、無駄にならぬよう大切に使います。
帰り道、泣けた。

hiroko Inagaki art work
http://www.ne.jp/asahi/hiros/studio/

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