2011年11月8日火曜日

雪のひとひら

ちょっと大きなものを作っています。
すでに準備を進めている。
なのに、違う方向に自分の指向が向かっています。
気持ちがグッと入っていきません。
当然、手が止まります。
困った・・・。

そろそろ、自分の作るものの方向をじっくり考える時期にきているようです。
ガラッと作るものが変わるんだろうか??

動きながら、アレ違う、コレ違うという作業を繰り返しながら、「あ! これだ」とぶち当たる。
いつもそんな感じです。
要領悪くて嫌だな(苦笑)。


久しぶりに図書館で本を借りました。

ポール・ギャリコ作
「雪のひとひら」
矢川澄子訳/新潮社


雪の結晶の誕生から消滅までの流転に、
女性の一生をたとえたお話です。

雪のひとひらは、
孤独でありながら、
人生に起こる森羅万象を、
淡々と、しかし意志的に受け入れ、
自分の存在を問いながら生きていきます。
そして、最期に、
自分なりに人生を理解し、
愛に包まれていると感じながら消滅します。



どこかで、自分の一生の流れを重ねて読むのかもしれません。
読後に、
暖かくて大きな安堵感と、静かな力強さを感じることができました。

女性には、ぜひ読んでほしい本です。
短いストーリーなので、3回は。

最初は、高校を卒業して進路を考えるころ。
次は、結婚を考えたり、妊娠したとき。
最後は、死期を悟ったとき。

人生は、抗うことよりも受け入れることで形成されていくようです。


hiroko Inagaki art work

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