2012年7月30日月曜日

子どもレッスン

今日は振替レッスンがありました。
当レッスンでは、予定レッスン日に出られなかった場合は、その日から1年間の間に振替を可能ということにしています。
ある生徒さんから、たまった振替分を子供に使って消化したいというお申し出がありました。

針やハサミの扱いには怪我の恐れもあるので、私のレッスンの対象は大人。
でも、お母さんがついていてくれるしね。
ということで、本日、初の子どもレッスンです!

ドアを開くと、小学生がお母さんと立っていて、
「こんにちは。○○です。よろしくお願いします!」 <(_ _)>
と、口上もキッチリ。
感心、感心(^O^)

お母さんは、前回のレッスンで作っていたものを継続。
お子さんは、『キッチンミトン』を3時間で仕上げます。

これ、以前に酔拳手芸会で手芸経験者のおばちゃまたちがやった課題です。
そのお題告知日が、奇しくも2年前の同日、2010年7月30日(画像もあるでよ)。
これも何かの縁かもね。

「基本デザインを幅広にもできるけど、デザインどうしたい?」
「じゃあ、幅を広げてやってみる」
おー、なかなかチャレンジャーじゃないか。

でも、はっきりデザインを決めてもらえると、次に進めやすい。
「自分の好きな色を一つ選んで、それとケンカしない色の組み合わせを作って」
「なら、この赤と、これと、これと・・・」

完成させるイメージを作っておいてもらったようで、色糸も難なくチョイス。
物を作るには、自分がどういうものを作りたいかを明確にしておかなくてはなりません。
それに沿って材料が選ばれ、方法も決まります。
最初から軸がぶれてはいけない。
それは大人も同じこと。
ここがしっかり決まっていたので、下準備も早々に、さっそく刺しゅうスタート。

裁ちばさみの使い方、デザインを生地に落とす方法から、
刺しゅう糸の扱い方、糸の通し方、留め方、最後にはミシンの使い方まで。
刺しゅうを1回で覚えるのは大変だけど、とりあえず手芸の基礎は伝えられたかな。
レッスン1回の割には詰め込みすぎかと思いましたが、子ども、恐るべし!
覚えが早い。
ちなみに、私のレッスンは、獅子の子落とし方式です(笑)。
子どもの手の力では物理的に無理という以外は、子どもだろうが「自分でやる」が原則。
一人で刺し進めていれば、うっかりミスすることもあります。
でも、横から疑問を投げかけると、すぐに思い出す。
「あ、そっか!」と自分の間違いに気づき、リセットできる。
記憶を瞬時に巻き戻して正しいポジションにリセットできるのって、コレ、年齢なのよねぇ。
う~む・・・オイラもウカウカしてられないぞ。

まあ、そうは言っても3時間ですべて終わらせるには至らず。
最後は、お母さんのマキが入って、なんとか自宅で完成させられるところまで終了。
仕上げの処理を教えて、夏休み中に終わればいいかなぁ。
そう、思った数時間後・・・


「完成!」
のメールで届いたのが、
左の画像です。

子ども用に
図案小さくしてあげればよかった・・・。
顔より大きなミトンになりました(笑)。
キャッチボールできそう。
果たして鍋はつかめるのか?

でも、こんなに大きなものを、
小学生が頑張って完成させたんですよ。

子ども実用サイズかどうかには、
一抹の不安は残るものの(笑)、
満面の笑みに、私も満足。



糸も残りが出たので、ぜひまた何かにチャレンジしてほしいものです。


今回の子どもレッスン、私も面白かったです。
子どもの場合、
できることと、できないこと、
やりたいことと、やれないこと、
そこには、大人よりも大きなギャップがあります。

最初、その溝を取り払って、すべて自分でできるように用意しなきゃいけないかと思っていました。
でも、それじゃあ、いかにもお子ちゃま作品のつまらないものしか作れない。
難しいことに直面して、自分にできない範囲を認識する。
じゃあ、どうする? 新しい工夫をする? 助けてもらう?
そこで思考が働いて、試行錯誤する。
大人が完成に向けて動くプロセスと、そう変わらないじゃん。
それに、大人が思っているより、子どもってできるみたい。


というわけで、結論。
やっぱり、子どもは甘やかしちゃイカン!


hiroko Inagaki art work

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