2013年3月17日日曜日

古女房に暇(いとま)だし

2000年ごろから使っていたミシンをネットオークションで手放しました。

10年以上、文句を垂れながら使っていたブラザーの家庭用ミシン、BS-2000。

丸みのある柔らかなデザインが売りだったらしいです。
でも、その丸みで布が歪んだり、動いたりする、しょーもないミシンでした。
布の厚みがちょっとでも変わろうものなら、その段差を超えられず、ドスドスと足踏みして糸で団子を作ってしまう。
そうかと思うと、段差を降りた途端に前転びになって小走りして、縫い目が飛ぶ。
フリーモーションを激しく使うとキコキコ、ヒーヒー言い出してしまう、おばあちゃんミシン。

それでも、何かをやろうとすれば、「あーそうかい。あいよ、あいよ」で必ず応えてくれる。
いつもはトロイくせに、布抑えを外して動かしたときは、私の指まで縫うほどの力を見せる。
かなり荒っぽいフリーモーションで使っても、モーターが参ることはありませんでした。
カマがおかしくなっても、ちょっといじれば、すぐに生き返ってくれるシンプルさもあった。

調子をつかむのがなかなか難しいミシンではありましたが、それでもやっぱり古女房。
長く馴染んで愛着のあるミシンだったんだよなぁ。


そうは言っても、時代の波は否が応にもやってくるし、私の使用範囲も広がってくる。
新しいコンピュータミシンを迎えて、補助として押入れに入れたまま1年以上が過ぎ・・・。
ついに、暇を出すことにしました。

オークションで落札された方は、どうやら機械部品としての購入だったようです。
ということは、分解されて、パーツとなって、必要な部分だけ取り出され・・・。
ミシンとして余生を送ってほしかったので胸が痛む。
でも、あれだけしっかりしたモーターならば、臓器提供して、新しく生まれ変わることもあるでしょう。
今となっては、そうなることを祈るばかりです。


そして、活躍中のウチの嫁、エルナちゃん。
外人さんだからか、
デカいし、怪力(笑)。
自己主張が強くて、
思いやりは足りないけど、
頼りがいはある。

この嫁ともまた10年、
馴染むまでじっくり
付き合おうと思います。

hiroko Inagaki art work

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 刺繍へ

0 件のコメント:

コメントを投稿