2013年6月6日木曜日

青い鳥現る

5月の展示のときに、黒い壺状のものがぶら下がっていたのを覚えている方いるかしら?

画像の矢印の先。

他の作品より、
比較的小さなもの。

コレ、
新しい作品ではありません。
数年前に作ったもの。

今回の展示テーマ、
「動物」に合わせて
久しぶりのお出ましです。


一見、普通の壺。
刺しゅう作品とも思えない。

でもねえ、
コレ、実はすごく凝ってるんです。
内側が!

暗い壺の中は、
実は、つややかな花が咲き、
幸運の青い鳥が巣篭っている場。

何気ない空間に潜む幸運、
というイメージで作ったものです。
だから、チラ見で楽しむものにしたわけ。
自分だけが知ってる、
密やかで特別な空間だから。



ところが、覗きに近いチラ見に抑え、密やか過ぎる空間にしちゃったんで、みなさん、なかなか壺の中に気づいてくれないのよねえ(笑)。
内側の凝り方と青い鳥にたどり着ける人が少なすぎる。
密やかな作品を狙っても、これでは作者として悲しい(T_T)

それでも、幸運の青い鳥パワーで、気づいてくれた方に嫁ぐことになりました。
ところが、嫁ぎ先より、
「もっと内側を見たい! 一部、開いてほしい」
というオーダーにより、現在リコンストラクション中。

そして、かなり苦戦中。

作り直しちゃったほうが楽?
いや、いや!
今となっては、
こんな手の込んだもの作れない。
しかも、当時の材料販売ねーし・・・

自問自答しながら
恐る恐る鋏を入れてたら・・・

あ!
鳥さん、見えた~(*^。^*)
花の色も発色が良い状態。

急にやる気マンマン(笑)。




今日はレッスンの日。
生徒さんは、お嬢さんのエプロンに刺していたイニシャルがほぼ終了。
そこに、ちょうどお嬢さんから電話。
刺し終わった旨告げると、電話の向こうから「イエ~イ!!」と歓喜の声が聞こえてきました。

待っている人のために作るというのは、なかなか気持ちのよいものです。
喜ばせようとか、驚かせようとか、作っていてもワクワクしますね。

あ、だから、オイラは料理をやらないんだな。
納得。

hiroko Inagaki art work

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